原子力、放射線、情報と私達人間の未来

一年一寸前に（平成２３年３月１１日）静岡県東部の家にいながら少しずつ強くなっていく地震を経験しました。昼寝をしていた娘がベイビーベッドでトランポリンに乗っているようになり、娘を抱き上げて妻と外に逃げました。電線が縄跳びみたいに動いていました。中心地から３００キロ以上離れていたに関わらず地震を強く感じました。その後家に戻りテレビをつけました。死ぬまで忘れない刺激的な映像を呆然として見ました。映画を見ているように津波の破壊力を観察してたのは何とも言えない恐ろしいものでした。

数日後から原発の危機についてのちぐはぐな報道を見て、大丈夫でしょうと思いながら少しずつ自身がなくなり、遠く離れているのに怖くなって、広島に友達の家へ逃げました。なんだか妙な皮肉に放射線から逃げるために広島に逃げていると考えながら余震から離れ精神的に回復をしました。狂ったように原子力関係のニュースを見たりインターネットでいろいろな情報を読みました。

数日後静岡に戻ってから今まで原子力と放射線に関する報道内容に不満を感じています。その不満の元理由は原子力と放射線に対して恐怖を煽る報道がほとんどからです。私は日本語を母国後として無い為段落で纏めるより、リスト化に書いた方が分かりやすいと思ているので読んでいる方に以下のリストを読んでこれまで聞きました情報に振り替えて考えて頂ければと思います。

１。我々人間は放射線を生まれてから死ぬまで浴びています。私達にとって一番大切な原子炉は太陽です。その太陽から毎日アルファ波とベータ波の放射線を貰っている。その上この地球で自然に放射線を出しているものが豊富です。以下のリストはほんの少しの例です。

• バナナ（0.1 μSv)
• タバコの煙（毎日３０本を一年間すえば ６０〜８０mSv（mSv＝ミリシーバート）
• 連邦議会議事堂の前（０．８５mSv／年）（花岡岩から）
• 人間の体から出ている放射線（０。４mSv／年）
• 毎日８時間人間の隣に寝る（０。０２mSv／年）
• 総合的の年間食料から（０。４mSv／年）

自然にカリウム等の要素に放射性のものが存在しているため放射線から逃げると言う考えはそもそも不自然そして不可能です。

２。我々の体の細胞の視点から放射線は放射線です。どういう意味かと言うと放射線の元は細胞にとって関係ないです。一つの細胞が受けている放射線量と受けている時間しか関係ないです。

３。医療の世界で放射線治療を３０年以上行われています。その為かなり高い精度で人間の体がどれぐらいの放射線に耐えられるか把握されています。耐えられると言うのは、ガンの発生率を最大限に押さえるレベルや細胞死亡による免疫力低下を出来るだけ防ぐレベルです。研究者によりますが、ある原子力に詳しい研究者 (Wade Allison) は一ヶ月間１００mSv以上の被爆を上限とすれば健康に悪影響は無いと強く主張しています。彼の本は福島の原発事故後に日本語に訳されています。アマゾンで買えます。

４。日本の原発は安全な設計ですがその世代の原発よりはるかに安全、そして効率の高い原発があるのに世界中にほとんど使われていない。

このポストを下手な日本語で書くより、日本人（特に専門家）が聞いている物や言っている言葉を探してここでリンクする事にします。

微量の放射線は体に良い。　中村仁信 1/2 投稿者 ikiikinionega

微量の放射線は体に良い。　中村仁信 2/2 投稿者 ikiikinionega

以下のグラフは３月１１日からの二酸化炭素鵜排出密度を表すもの。

トリウム原発はエネルギ無しで完全にシャットダウンする。それ意外にいろいろな理由でトリウム原発は３０年以上前の原発（現在使っているもの）より安全で効率は良いです。以下のリンクをご覧下さい。

トリウム原発とは（日本語）

Molten Salt Reactor (Thorium) – （英語）

Energy From Thorium （英語）

トリウム原発に舵を切れるか日本　（日本語）

東京電力と政府のからみで問題はいっぱいあった（ある）と思いますが原子力そのものはどちらかと言うと被害者となっていると思います。われわれ人間は原子力と放射線についての知識を深めなければ地球も被害者となります。

稲博士は頑張っているけどなかなかそのメッセージが伝わってない。

続く